ABOUTアオーレって?
人が集う、出会いが生まれる
新世代の交流の拠点
5,000人を収容できるアリーナ、開放感のあるナカドマ(屋根付き広場)、そして市役所が一体となった全国初の複合型施設、シティホールプラザ「アオーレ長岡」。
大通りに突然現れる巨大空間は、まちを行き交う人々の注目を集めます。日本を代表する建築家・隈研吾氏の設計による、木の温もりにあふれた自由空間が、市民協働と交流の拠点として、様々な活動の舞台となっています。
建築家
隈 研吾Kengo Kuma
20世紀の公共建築は、都市の成長、規模の拡大に応じて、郊外へ移動し、駐車場の中の孤立したコンクリートの箱となる傾向がありました。アオーレ長岡では、この時代の流れを反転させようと試みました。郊外にあった市役所を、町の中心へと戻し、環境時代のコンパクト・シティにふさわしい、歩いて行ける都心型で、市民生活と一体化した市役所、まさに本来のヨーロッパの町が培ってきたシティホールの名にふさわしい町の生活の「中心の場」の復活を目指しました。
昔ながらのタタキの手法で仕上げられ、市民のコミュニケーションの中心となる「中土間」はコンクリートの箱にかわって、木と太陽光パネルで仕上げられた、柔らかい建築で優しく囲われています。
アートディレクター(施設サインのグラフィックデザイン担当)
森本 千絵Chie Morimoto
アオーレ長岡からアオーレバードが生まれました。
地域から地域へ。
人から人へ。
皆さんの想いをのせながら飛んでいきます。
そしていつまでも夢をみれるように。
このアオーレバードがみなさんとまちをつなぐ幸せの象徴となり、あらたな物語がはじまります。
「アオーレ長岡」は、 JR 長岡駅前の旧長岡市厚生会館及び周辺の公園等を含めた約 1.5ha の区域に、厚生会館機能を受け継ぐ“アリーナ”、冬季でも様々な活動ができる“ナカドマ(屋根付き広場)”、“市役所本庁機能”を一体的に配置した複合施設です。
約35,000㎡の延べ床面積の半分以上が市民交流のスペース。まちなか型公共サービスの核となる施設として、周辺施設との連携と波及効果が期待される「市民協働の拠点」です。
「アオーレ」って…
長岡地域で「会いましょう」を意味する方言。
様々な人と人、人とモノの出会いが生まれるという期待が込められています。
命名者は、小学 5 年生の女の子です。
庭のようでも部屋のようでもあるナカドマ(屋根付き広場)は、建物中央に挟み込まれるように配置しています。誰もが気軽に立ち寄り、活動できる空間です。
行政と市民の活動が、市松模様のように交ざり合った計画です。市民の皆さんが活動するすぐそばで市役所の業務が行われ、議会が開催されます。市松模様は壁面や大屋根のパターンとしても表現されています。
地番 | 新潟県長岡市大手通1丁目4番地10 |
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主要用途・地域 | 事務所、公会堂、自動車車庫、商業地域、防災地域 |
規模 | 地上4 階、地下 1 階(最高高さ 21.4m) |
延床面積 | 35,485.08㎡ |
敷地面積 | 14,938.81㎡ |
建築面積 | 12,066.08㎡ |
構造 | 鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造 |
基礎 | 直接基礎(一部地番改良) |
種別 | 耐火建築物 |
駐車台数 | (地下)103 台 |
パンフレット(A4 15ページ)
アオーレ長岡の施設概要やその精神、各フロアの施設紹介が掲載されています。